ブルー・ドーヴェルニュ A.O.P.

ブルー・ドーヴェルニュ A.O.P.

解説

香り高くリッチな風味を持つ「Bleu D'Auvergne(ブルー・ドーヴェルニュ)」は、その原産地、火山帯の オーヴェルニュ圏のような強い性格を持ったA.O.P.(原産地呼称保護)チーズです。

特徴

・1975年A.O.C.(原産地呼称統制)認定


・直径20cm、高さ8cmから10cmの円注形


・重さは約2.5kg


・アイボリー色で、通常、青みがかったカビが見られる


・生産量:6,130t

ガストロノミー

「Bleu D'Auvergne(ブルー・ドーヴェルニュ)」は、ボンドやカオールといったオーヴェルニュ産の赤ワインと相性抜群です。
また、ナッツ、カリフラワー、ブロッコリーと合わせたムースなど、さまざまなオーヴェルニュ料理の材料になります。

製造方法

「Bleu D'Auvergne(ブルー・ドーヴェルニュ)」の材料は、牛乳と、ブルーチーズの基となるペニシリウムというカビです。「Bleu D'Auvergne(ブルー・ドーヴェルニュ)」を生産するには、23リットルの牛乳 が必要となります。


水気を切ったカード(凝乳)をゆっくり撹拌してから型に入れ、粒状のカード(凝乳)をコーティング します。この後、塩分がゆっくりと内部に染み込むように、粗塩を上部と下部に塗り込みます。
カビは、成長するために酸素を必要とします。そこで、貯蔵庫に入れる前に、チーズの内部の通気を良くするため、チーズに針で 穴を開けるようになりました。これを涼しく湿度のある貯蔵庫で4週間以上熟成させ、クリーミーで独特な味わいのチーズに仕上げていきます。


このチーズは、ピュイ・ド・ドーム地方北部のラクイーユ村の洞窟で熟成されてきました。1848年、ここに住んでいたアントワーヌ・ルーセルが「Bleu D'Auvergne(ブルー・ドーヴェルニュ)」の製法を改良しました。牛乳の加熱(低温殺菌)を定着させたほか、チーズに穴を開け、そこにカビを生やしたライ麦パンを細かくして入れることで青カビを付着させる方法を導入したのです。これを涼しい場所で熟成させることで、安定生産が可能になりました。

生産地

生産地域はカンタル連山、モン・ドール、セザリエ、つまりピュイ・ド・ドーム県やカンタル県全域と、オート・ロワール県、ロゼール県、コレーズ県、ロット県の一部を含む地域です。
火山性の土壌は肥沃で、素晴らしい牧草地を形成しています。多様性ある植生、中でも、誰もが認めるオーヴェルニュのシンボル、リンドウが牛の餌を豊かなものにしています。

« フランス産チーズ一覧に戻る

関連情報